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北山担。140字に収まり切らなかったことなど。

死にたくない曲の狂気的な魅力

※注 この記事の一部は、FREE HUGS!のツアー終了後DVDが発売される前に書いたものです。故にちょこちょこ時系列が歪んでいる箇所がございます。ご了承ください。

なんだか怖いタイトルでごめんなさいなんですが、2019年の北山宏光さんのソロが最高すぎたので1記事書くことにしました。尚、この記事の内容はすべて私個人の責に帰するものとします。

 

 

 

DON'T WANNA DIE(以下「どんわな」と表記)

ーーーKis-My-Ft2の8枚目アルバム、「FREE HUGS!」の通常盤Disc2の5曲目に収録された北山宏光さんのソロ曲。 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!で披露された。作詞・作曲をI Don't Like Mondays.(以下、「アイドラ」と表記)が手掛けている。(Akapediaより引用)(Akapedia???)

 

 

今年のソロ曲の詳細が発表されたのは2019年3月28日のことでした。最初はアルバムタイトル「FREE HUGS!」にちなんで他アーティストの方々とタッグを組み制作するという趣旨のお知らせだった。

北山くんはいつも「HusiQ.K」名義でソロ曲を自らの手で手掛けている。時に内に秘めたる強い芯を前面に押し出す力強い曲を世に放ち、時にアイドルではなく北山宏光という一人の成人男性像に触れた女共がバチバチに拗らせ体調を崩すほど(実話)*1の激重リアコソングを飄々と世に放ち、時にアラサー男性のオスフェロモンをダダ漏れにした爽やかにエロい曲を世に放ってきた。北山くんが手掛けるソロ曲にはハズレが無いのだ。強い。強すぎる。神奈川銘菓・北山石饅頭(このネタがよくわからない方は「うまい うますぎる」でググってみてください)。

 

なので、今年は北山くんの作る新しいソロ曲が聴けないと分かったときは正直少しがっかりした。私の中には勝手に北山くんのソロ曲=HusiQ.K大先生の作品、というイメージが染み付いていたのだ。まあそのくせGive me...とFORMが苦手なんですけどね!!!!(バカデカ大声)

 

余談だが私は固定のアーティストの曲以外にめっぽう疎い。キスマイ以外だと嵐、ミスチル、でんぱ組、欅坂くらいしか聴きません。勿論アイドラのことも知りませんでした。そして面倒なことに食わず嫌い気味な傾向がある。新しいものに手を伸ばすのは億劫だから。北山くんがアイドラとコラボすると知ってからも、アイドラの曲を聴こうとは思えませんでした。

 

 

時は流れ、あっという間にアルバム発売日の4月23日になった。えいべたんには「試聴」というシステムがあり発売前に曲の一部を公式サイトで公開してくれるので、どんわなの試聴は済ませた状態でした。試聴部分は1Bの「指先が〜」から1サビ「ただ君といたいよ」の直後までだったと記憶しています。

試聴の段階でHusiQ.Kさんが手がけた作品でないことはすぐ分かった。今までとは全く違う音楽で、北山くんが歌ってこなかったタイプの曲だと思った。正直、もうこの時点で好みだった。(じゃあなんでそんな暗く書いてんだよ!?)

 

TLでは北山くんに触発されアイドラを聴き始めた人達が口々に「アイドラっぽい!!」という感想を述べていました。エッ何…アイドラってこんな爽やかな感じの音楽を歌っている人達なの…ちょっと聴きたくなってきた…

しかしこの段階ではまだ聴かない。食わず嫌いだし、面倒くさがりだし、なによりどんわなが良すぎたから。他の曲を聴く暇などないのだ。この世で一番どんわなの試聴リピートしてた自信がある

ちなみに7人曲はやみーと違い(だから本当にやみーの扱いがひどい)、ほとんどの曲が好きな感じでこりゃあ好みドンピなアルバムがやってきたもんだなと思いました。あでぃくと、君ナシ、ワンガ、ディスタンスあたりも相当聞いた気がします

 

 

そして迎えた、アルバム「FREE HUGS!」発売日。試聴段階ではキスマイで一番好きな曲揃いのアルバムだったので、ものすごくウキウキした気分でフラゲしました。

毎年最初に聴く曲はすごく悩むのですが、なんやかんやで一番楽しみなのは北山くんのソロなので今年もどんわなから聴くことにしました。去年もカクシゴトとりあるみーで散々迷って結局カクシゴトから聴いたなぁ

 

試聴ばかりしていた人間がいきなり1曲フルで聴いてみると、良くも悪くも曲へのイメージが変わってしまう気がしています。例えば意外にガシガシ系じゃなかったなぁとか、歌詞を細かく読み解くと今まで頭の中で考えていたストーリーとは別の物語が見つかって、なんかイメージと違ったなぁとか。 要は勝手に期待して勝手に裏切られるということです。

前述の通りどんわなについては試聴の時からむちゃくちゃモロにタイプだったので、フルで聴くのがわりと怖かったような記憶があります。ドギマギしながら再生ボタンを押し、スッと曲の中に入り込んだような感覚でした。

フルで聴いても最高だったあぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!!!!!!!!! え、なにこの神曲。めちゃめちゃ良いじゃん。他人の手で作られたソロなんかに興味は無いのよとか言ってごめんんんんんん~~~!!!!!!!!!

 

北山くんだったら作らないだろうなって感じの曲調だから聴き慣れたはずの北山くんの声が新鮮に聴こえる。なんとなく高低差の激しい曲は苦手だろうと思っていたので(aikoとか歌わせたらヤバそう)Bメロのコロコロ変わる音程にビックリしました。お前これいけるならaikoいけるぞ!?!!てか北山くんの高音掠れボイスってなんでこんな良いの!?!??エロくて切なくて最強すぎるやろがい!!!(怒)

 

そして異様なほど繰り返される「I don't wanna die tonight」のフレーズ。曲中北山くんはこの言葉をなんと13回も言います。きっと1曲で「I don't wanna die tonight」と言った回数のギネス記録保持者になれるね!!!!!(?)おめでとう、北山くんとどんわな!!!(?????)

フルで1回聴いた後、すぐに歌詞が知りたくなって歌詞カードを見ながらもう1回聴きました。英語が多めなのもありますが(英語マジで分からない)(ただのバカ)、日本語の歌詞すべてを読んでもよく分からなかったのが正直な感想です。どんわなシンプルにむずくね?そして去年あちらこちらに落ちていた蜃気楼考察ブログを彷彿とさせるほどどんわなについての考察ブログがズラズラとTLにガン首揃え始めます。もはや夏の風物詩か。「考察」で夏の季語にできそうだ

 

(ここまでが円盤発売前、ここからが2020年4月に書いた文章になります)

 

ちなみにこの記事はどんわなの歌詞考察記事ではないので、どんわなの歌詞についてあーだこーだ推察するようなことは致しません。というのも、頭が悪いのでいまだにどんわなの歌詞にどのような背景あるのか分からないのです。残念。

 

さてそろそろFREE HUGS!のツアーで披露されたどんわなの演出、および北山くんの表情や仕草、歌声に精神が殺されかけた話に移りたいと思います(今全部言ったけど大丈夫か?)

 

 

来る2019年5月6日。2019年のライブツアー「FREE HUGS!」の幕が開きました。先述の通りふりはぐは7人曲もかなり好みだったので、ツアー初日がいつも以上に楽しみでした。7人分ソロがある中で、北山くんは何番目に歌うのか…正直ドギマギでした。レポメモ取ってる間に北山くんを見失おうもんなら即「北山くんどこ!?!??消えた?!!てことは次どんわな?!?!??」と叫び散らかし、隣の藤ヶ谷担にうるさい知らないと怒られていました(そして曲中に北山くんが消えることはなかった…)

 

ソロは序盤に宮田→玉森→二階堂が終わり、とりあえず後半組だということが分かり一安心。まったく心の準備できてませんからね。もう2時間ずっと心臓バックバクですよ。そう思うと宮田担とか心臓バカ強くないと無理では…?

 

初日とは思えぬくらい順調にコンサートは進み(コラ)、いよいよソロ後半組のターン。横尾さんのソロが流れた瞬間私と隣の藤ヶ谷担の間に流れる謎の緊張感。さて、お前らの担当はいつお出ましか!!?!??

 

(どんわなの話をするつもりがなんか通常のコンサートレポになってないか?)(しばしお付き合いください)

 

横尾さんの次は藤ヶ谷くんでした。隣の友達が死にます。私はもう汗ダラダラで変な顔色しながら呼吸を荒くしています(ガチで)。だって次かその次だよ?!?死なん??!?!!

 

そして藤ヶ谷くんのソロ中にメンステに現れたピアノを見て確信しました。北山くん、大トリや………

きっと東京ドーム中の同担の気が狂いそうな4分間だったことでしょう。そんでまた千賀くんのバラードでなんかしらんけど緊張感増すのよ…だっていつ終わるのか全然分からないんだもアッ、メンステになんか出てきてんじゃん…

(情緒不安定なたぬきちみたいになってしまった)*2

 

さあ!!!ドーム中の同担が息を飲む中!!!!!どんわなファーストステージの始まりです!!!!!!ここからはまたどんわなという曲のお話に戻りたいと思います。

 

【DON'T WANNA DIE、ここを見て!】

その1 ステージ・演出

まずは演出です。これはもう同担も他担も満場一致だと思うのですが、どんわなの一番のストロングポイントはその演出だと思っています。

いざ幕が開き、その演出にドーム中が驚かされたのではないでしょうか。だって北山くんがセンステにスタンドマイク1本で立ってるんだよ??!そんなの誰が予想した?!あの緊張感抜群なイントロが流れてセンステにライトが当たった瞬間のなんともいえない5万5千の歓声を、私は忘れられません。私個人、「綺麗だなー」というのが一番最初の感情でした。

スタンドマイク1本でセンステに立つ北山くん。独特な色で光りながら無造作に絡まったマイクコード。シンプルで洗練された衣装。ライトが当たって一番最初に目に飛び込んでくる映像は、それはそれは美しいものでした。

 

キスマイ担なら皆さんご存知かと思いますが、北山くんはその昔自身のソロ曲でふざけ倒してオタクの感情をドン底に突き落とした前科があります。そんな北山くんがダンスなし、バックなし、いわば自分の身一つで挑んできたどんわなが、私は本当に本当に大好きでした。

ツアー前だかツアー中だか分からないし誰が言ってくれたのかも忘れたけど(ごめん)(話の内容的に宮千のどっちかなのは分かる)、同じように身一つで挑んだ北山くんがかっこいい!みたいなこと言ってたメンバーもいて。それを北山くんが知っている世界戦isありがとうすぎんか…

 

私は当然ステージに立つ側の人間じゃないので分からないけど、普通自分のステージなんか派手に豪華に飾り付けしたくならない?かっこよく見せたいとかはもちろんそうだけど、観ている人達がより楽しめるよういっぱいキラキラさせたいと思うんじゃないかなと…

まあしらんけどな

 

そこをあえてシンプルな演出でセンステに立つ北山くん。そしてそのステージが動き始めた時にすごく感動したのを覚えています。北山くん一人の為だけにムビステが稼働するとかそれなんて夢…?(個人差はありますが元嵐オタはムビステに異常なまでの反応を示します、ご了承ください)

 

しかも北山くんのソロに合わせてペンラが赤になるのがこれまた最っっっっっ高なんですよ………赤いペンライトとの海とどんわなの整合性がすごいの。ちょっと怖いくらいマッチするんです。

どんわなはセンステからバクステに向かってステージが移動するので、アリーナ前方やメンステ側のスタンドから見ると良い感じに赤いペンラ×どんわなの世界観が楽しめます。残念ながら北山くんの顔はまったく見えませんけどね。そっち側の席の日は遠ざかっていくステージをぼんやり見つめるのが好きでした。

 

今まで、アイドルする北山くんの垂れる汗の1滴すら見落としたくないからと北山くん本体(本体?)を見ることにしか興味がなかった私が、初めて「ライブの雰囲気を楽しむ」ということの意味が分かった時間です。そういう意味でもどんわなはすごく記憶に残っています。

 

 

その2 カメラワークと映像編集

これは会場モニター用カメラを回していたカメラさん、円盤撮影用カメラを回していたカメラさん共通して言えることですが、どんわな1曲にものすごいエネルギーが注がれていたと思います。

 

アイドルのライブ映像で使用されているカメラワークのほとんどは①胸元から上あたりのアップ②頭の先からつま先までが映るくらいの引き③ステージ全体が画面の中央に配置されるくらいの引き、くらいなもんかな?という感じです。

 

しかし、どんわなで確認されているカットはこうです。

・北山くんを中央に配置してステージ全体を正面から映すカット

・北山くんを画面の中央or左半分or右半分に配置して胸元あたりから頭の先までを映すカット

・ステージ横or後方から客席を含め広く映し出すカット

・ステージと水平の目線から北山くんを映し出すカット

・北山くんの右側後方から手元だけをアップで抜くカット

・北山くんの頭が切れ前髪から下の部分しか映らないなど、異常なまでに寄ったカット

・オタクがわーーージャニオタさん以下略のタグによく使いそうな(怒られますよ!)、ぼかしエフェクトギャンギャンの足元アップのカット

・衣装の胸元部分をなめまわすようにアップで映し出すカット(しかもこのこじゃれたアングルは曲中体感2秒くらいしか使用されていない)

・ステージ上空から回転するように映し出されるステージのカット

・ムビステ下やアリーナの目線からのカット

・北山くんを右側から大きく映し出す、横顔にフォーカスしたカット

・オタクがわーーージャニオタさん以下略のタグによく使いそうな(だから怒られますよ!)、ぼかしエフェクトギャンギャンの赤ペンラの光を含んだ背中からのカット

・ステージ正面の3階席からステージを画面に小さく配置し、ドーム全体を広く映し出すカット

etc…いわば変態のようなカメラワークである。ありがとうございます。北山担の皆さんはどのカットが一番お好きですか?私はCメロ入りのマイクに手を置き右側を向いて歌う北山くんのカットが一番好きです。というか、赤い光が当たっているカットはみんな好き。

 

そして目まぐるしく変わっていく映像も他の曲にないポイントです。カメラの切り替えは曲のテンポや区切りを完全に無視し、どんどん変化していきます。また、1秒未満の非常に短いカットが色々なところに差し込まれているのも珍しいように感じます。

 

しかし1か所だけ*3カメラの切り替えにクロスディゾルブと呼ばれるトランジション(映像切替効果)が使われている箇所があります。それは落ちサビに入る前のCメロ部分。

ここは後ろの音が減り静かになるパートで、私はなんとなく時がゆっくり流れているように感じます。被さるように映像が切り替わるエフェクトはこのCメロ部分にしっかりハマっていて、本当に細かいところまで拘って作って下さったということが素人にもなんとなく伝わってきました。書いてて自分でも何言ってるのかよく分からなくなってきましたが、一言で言うとメチャメチャ編集への熱意を感じました(大変雑な締め括り)。

 

(さも映像編集の勉強してましたみたいな雰囲気醸して喋ってますが用語についてはGoogle先生から引っ張ってきているので、正しい情報なのか否かは私には分かりません)

 

そしてなんといっても至高なのが、最後に映る羽が舞うカットである。

北山くんがステージから落ちるまでの流れは、ステージ端まで歩く(ステージ下から北山くんを見上げるように映し出すカット)→落ちる(背中からのカット)(ここでちゃんとルブタンのお靴の裏の赤が映るのが良い)→暗転+羽が舞う(画面右側から一気に羽が舞う、ステージ横からのカット)となっています。一瞬の無駄もない、このたった5秒間のカットの変化が最高なのです。

 

もはや撮影・編集ともに同担の所業なのは一目瞭然です。お見事!!

 

 

その3 北山くんの表情

顔~~~~!!!!!!圧倒的顔面~~~~~~!!!!!!!!!!

というふざけた話ではなくてですね。

 

初日が終わった後、自分含めツイッターの北山担が軒並み「どんわなの北山くん、北山くんじゃないみたいで怖かった…」とつぶやいていたのを記憶しています。

 

どんわなを歌っている時だけ北山くんの皮を被った別人なのではないか?と錯覚するくらい、その表情には恐怖を覚えました。特に初日は今思い出してもやっぱり怖かったという感情しか出てこない。ステージの上で魅せることを生業としているアイドルとして、一つどころか三つ四つ上の階段を上っていってしまったような気がしました。

何を言っても薄っぺらい感想しか出てこなくて自分の語彙力の無さに頭抱えてますが、とりあえず総じて怖かったということだけここに書き記しておきます。

 

実際、円盤もあんまりちゃんと見れていません。怖すぎて遠目で数回見たくらいで、ふりはぐは今までで一番好きなツアーなのに全然再生できていない。それなのに、どんわな1曲だけはどこでどんなカットが映っていたかはしっかり記憶しています。

特に曲が終わった直後に映る何が言いたいのか分からない笑顔は結構気が狂いそうになるのであと10年はまともに見れる気がしない…北山くんいつからそんな顔ができるようになったんです?

ア〜〜〜〜ヤバイ!もう1回ふりはぐ初日に戻ってあの恐怖を味わいたい!!完全にあのザワついた感情の虜です。北山くんたら、おそろしい子……!

 

 

その4 衝撃的なラスト

その3と若干被りますが、これまたホラーな終わり方でドーム中が驚愕しましたね。やはりどんわなの話をする上で欠かせないポイントの一つです。

調べたらステージから落ちる演出はそこまで珍しい訳ではないようですが、こんなの初めて見た初日の私は言葉を失って立ち尽くしてしまいました。キャーとかギャーとか言うこともできなかった。あのラストのせいでその後の北山くんの一挙一動がほとんど記憶に残らないくらいの衝撃です。もはや腹立たしいくらいどんわなのことしか思い出せなかった夏でした。

 

これはまんまと北山くんの策略というか、北山くんが狙っていた通りになってた気がします。見たことないステージ、見たことない演出、見たことないラスト。明らかにどんわなは我々北山担の頭の中に強烈な記憶として刻まれるように出来ている。そしてその構成にまんまとハマった私は東京公演から次の西武公演までの間、どんわな以外の曲を一切聴きませんでした。北山くんが見たことのない不思議な笑顔でステージから飛び降りた映像が頭から離れないのです。個人的には恐怖による洗脳に近い感覚だけど、飛び降りの演出はどんな風に持ち上がったアイデアなんだろう…いつかそのへん本人に話してほしいんですが、謎のままであってほしい気持ちもあります。

 

しかも飛び降りた後の羽が舞う演出もメチャクチャ怖くないですか?飛んでどこかへ行ったのではなく明らかに落ちたくせに羽が舞うんですよ…完全に使い物にならなくて抜け落ちた羽じゃん…

あの羽が舞うことで間接的に死を表現している気がして、怖すぎて、最初羽の落下物1つも取らずに帰りましたもん…まあ結局欲しくなってその後の公演で持ち帰りましたけど…

 

しかも尋常じゃない量の羽が舞うんですよ。すごく綺麗なんだけどそれを超える恐怖。たった2秒でここまで得体の知れない恐怖を引き出す衝撃的なラストが、演出という広い枠組の中でさらに焦点を絞ったどんわな最大の武器のように思えます。

 

 

その5 衣装

シンプルかつ洗練されたオシャレな衣装にもぜひ注目してほしい!!!若干青みがかったグレーのセットアップ、ペイズリー柄のスカーフ、そしてみんな大好きルブタン。しかも中にベスト着てるのがめっっちゃオシャレで大好きだった〜〜〜〜😭✨あれがあるのとないのではまるで別物です

 

なんと言ってもあの衣装単体を見た時に入ってくる情報が「かっこいい」「オシャレ」以外になさそうなのが最高では?ソロ曲でバチバチにキメる北山くんを待っていた俺達……それに応えてくれる北山くん………女に生まれて、良かっじゃなくて地球に生まれて、良かった!!!!!!!!!(ブルゾンちえみボイスでどうぞ)

 

あとこの衣装も演出に含まれると思っています。派手に飾らないステージで派手に飾らない衣装。ここまでセットで本当に身一つで挑んできた感がないですか?世界中どこ探してもあのセットアップをあんなに主役にできる人いないよ…セットアップもさぞ嬉しかろう…👔<セットアップに生まれて、良かった!!!!!

 

次で最後なのでもうしばらくお付き合いくださいね。

 

 

その6 北山くんはいつだって最新が最高!!!!

他にも見てほしいポイントなんて腐るほどあるんですけど全部喋ってるとまた3万字とかになっちゃってPCが固まって記事が消えるので一番伝えたいことに参りましょう!!!

 

書いた通りですが、北山くんは最新が最高であるということが分かってしまったのがどんわな最大のポイントだと思います。

2018年、Yummyのツアーでカクシゴトに完膚なきまでに叩きのめされた私でしたが、その翌年まさか息が出来ないくらいボッコボコにされるとは思ってもみませんでした。

 

まず容姿の話。普通、30代にもなれば人間は年齢を重ねれば重ねるほど劣化して行く気がするんですが、北山くんはマジでよく分からないけど若返ってますからね。特にライブ中は若返り方が気持ち悪いレベルです。どういう理屈なのかサッパリ分かりませんが、アイドルを楽しめていることでキラキラして若返って見えるのならつくづく応援しがいがあるなぁと思います。でもあのキラキラっぷりは内面から出てくるものだと思うので、あながち間違っていない気がします。というか間違ってないと思える幸せよ…

 

そして見たことのない北山くんを見せてくれるという事実。これはもうアイドルを応援している側の人間としてこれ以上ない幸せだと思います。好きになれる部分がどんどん増えていく訳ですから。

 

Yummyオーラスの挨拶で自分達はまだまだ伸びしろだらけだと話してくれた北山くん。本当にその通りなんだなと思いました。まだしばらくは、もしかしたらアイドルでなくなるその日まで…私は今まで出会ったことのない北山くんに出会うことができて、その度に北山くんを好きになるんだろうなと思うと、自分は本当に本当に幸せ者だなぁと感じます。

 

最新が最高!っていうのはある意味オタクの気の持ちようでもあると思うんですが、北山くんの場合そうじゃないんですよね。マジで事実として最新が最高なんですよ。これは北山くんの努力の上に成り立つ事実で、北山くんがアイドルとして上を目指し続けてくれる限り続くことだと思います。誠に幸せな話です。

 

北山くんの最新が最高だということは、この記事でアンケートを取った時に同じように思っている北山担がいることを知って確信に変わりました。

どんわなの話をしていたはずが少し逸れてしまいますが、北山くんのそういう意識の高さがすごく大好きであり人として尊敬できる部分であり、私が北山担を続けている一番の理由だなとしみじみ感じます。

 

最新が最高だなんて、きっと並大抵の努力では成り立ちません。同時に最新を楽しんでくれているからだろうと思います。北山くんにとってはお仕事なのに、それを楽しんでくれていることが多分自分が思ってる以上に嬉しいんですよね。それが分かるどんわなだから、私こんなにこの曲が好きなんだと思います。

最後はここに注目!というより、私がどんわなを好きな理由を話しただけになってしまいましたが。世界中の皆さん、私の愛してやまない最新の北山くんが披露するDON'T WANNA DIEという曲を、ぜひ見て聴いて、できれば五感で体感してください。

という感じ。

 

 

なんだか最後の方自分で書いててもよくわからないくらい破茶滅茶な文章になってしまいましたが、DON'T WANNA DIEという曲とそれを歌う北山くんがあまりにも最高すぎるよという話でした。どんわなのこと考えてると半端じゃない量のエネルギー使うのでだいぶ疲れてしまいましたが、もし機会があるならもう一度どんわなを歌う北山くんに会いたいものです。

 

 

 

あとがき

 

本来であれば今ごろ楽しい楽しい東京公演4daysが終わりアドレナリンドバドバでオタクと酒を飲み交わし、やれバクテリアの北山くんが最高だやれめいきゅーまいんの北山くんが最高だと喋って多幸感たっぷりだったと思いますがキスマイ担の皆様いかがお過ごしでしょうか。あつ森しながら外出自粛することにも疲れてきてしまったので自分の暇つぶし+私のブログを楽しみにしてくださっている数少ない皆様の暇つぶしにでもなればいいなーと思って書き始めた記事でしたが、ただただコンサートに行きたくなるだけでした。自分で自分の首を絞めるな。

 

現状、東京ドームの4日間は中止となってしまい、ボヤボヤした日々を過ごしているキスマイ担が多いと思います。正直名古屋公演以降の開催もかなり厳しいのが現実です。

こうなってくると、私のような現場を生きがいにしているタイプの人間はどうやって生活したら良いのか分かりません。毎日起きて仕事して適当なご飯食べてお風呂入って寝て、そしてふとした時に思うのです。なんでこんな頑張ってるんだ…?と。

 

毎年数回は必ず北山くんに会えていた今までの「普通」はめちゃくちゃ幸せだったんだなーと感じます。月並みなことしか言えませんが、本当にコレに尽きます。そして今の状況が真面目にしんどいです。東京公演がなくなったことはあまり考えないようにしているんですが、少しでも深く考えようとすると具合が悪くなりそうです。コロナ、大変罪深いです。だってこっちは1年間のうちのたった数時間に命懸けてると言っても過言ではない訳ですから…

 

と、これまで書いたように「自分が生きがいにしていたイベントがなくなる」という精神的ダメージはもちろん凄いのですが、それよりももっとしんどいなぁと思うことがあります。それは「5大ドームツアー」という冠が、キスマイから消えてしまったこと。

 

北山くんの夢が私の夢!!みたいなクサい話は度々しているのでもうええわって感じだと思いますが、そもそも私の夢が「キスマイ10周年で国立の単独コンサート」だったので、10周年に向けてそれはそれは熱くなってました。

このへんからは本当に私個人の勝手な見解ですが、その夢の為には9年目である2020年が本当に重要になってくると思っています。なので、今年も無事5大ドームを任せてもらえたことが本当に嬉しかったし、絶対成功させてもっともっと大きなステージに向けて一緒に頑張ろうな!と思っていました。その中での東京公演の中止は、ものすごく大きなダメージとなってのしかかってきました。

なんていうか、ことごとくタイミングの悪い7人ですよね…だからこそ、こんなにも一緒に頑張ろうと思えるのでしょうか。

 

まずは一刻も早くこの不安な状況が終息し、今まで当たり前だと思えていた日常に戻れることを願っています。コロナシンプルに早く地球から出て行って……ホントに………

 

 

以上、この記事のタイトルが最後の最後まで決まらずいっそ「あつまれ どんわな狂の森」にするか悩むくらいあつ森にハマっている赤りんがお送りしました。

 

 

 

※最後に備忘のため自分が公演当時どんわなに対して感じたことを貼っつけておきます。たまに様子のおかしいツイートがあって気味が悪いですね

 

 

*1:筆者はKis-My-Ft2の6枚目アルバム「MUSIC COLOSSEUM」が発売された時に、収録されているソロ曲「優しい雨」を聴くことに緊張しすぎてお腹を下し、案の定聴いた後も急に頭が痛くなってそのまま寝たことがあります

*2:どうぶつの森に出てくるキャラクターです。語尾が「~だも」なのです

*3:正確には落ちサビ後の「I don't wanna die tonight」の繰り返しパートでも1回だけクロスディゾルブが使用されています。しかしこのクロスディゾルブは、ぼかしの強い切替前映像と切替後映像のギャップを軽減するために仕方なく…みたいなニュアンスで使われているのではないかと感じたので、本記事ではあえて「1か所だけ」とさせて頂きました。ちゃんと意味のある効果だったら申し訳ない